上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
いらっしゃいませ、コンバンハーヾ(・∀・`o)ノ))
本日も当サイトへお越しいただきまして、ありがとうございます!
「大宮脱出ゲーム」も残すところあとわずかですので
もう少しお付き合いいただけるとありがたいでございますm(__)m

気象系大宮が腐ってて18禁です。
大丈夫な方は、「続きを読む」からお入りくださいませ。
前話はこちら→「13.氷の微笑」



◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆
Side O



番組の収録って言うのは、待つのも仕事の内みたいなもんだ。
特に、おれたちの冠番組のひとつである対戦ゲーム番組は、一本目と二本目の間がけっこう長い。
大がかりなセットの多い番組だから、準備に時間が掛かるんだ。
その間におれたちは、次の収録に備えてシャワー浴びたり飯食ったり色々してる。
だから翔くんと相葉ちゃんは連れ立ってシャワー室に向かったし、松潤は廊下でスタッフと何か喋ってる。
おれが楽屋に戻ると、ニノが一本目の衣装を脱いでいるところだった。

一瞬心臓がドキッと大きく鳴った。
気に留めていないフリをして、ソファに寝転がって肘掛けに頭をもたれると、ニノの様子が視界に入る。
おれの目はもうニノにくぎ付けだ。
だって、ここんとこニノは映画やドラマの仕事が立て続けに入ってて、彼のなんにも着ていない背中を目にする機会がなかったから。
日に焼けることのない彼の素肌は白くて、ここからでもキメが細かくてすべすべしているのが分かる。
その肌が少しの汗をまとうと、吸い付くようにおれの掌を引き留める。
影を落として浮き出た肩甲骨に舌を這わせた時の感触と味が口の中に蘇って、その時わずかに上げる、鼻にかかったかすかな声も思い出した。

「リーダー。」
呼ばれてハッと我に帰ると、ニノが冷ややかな目でおれのことを見ていた。
「何考えてたの?」
「何って・・・」
おれは立ち上がってニノに近づいた。
鼻の先がくっつきそうなほど近寄っても、ニノは同じ表情でおれをじっと見ている。
だからおれも、そのまま止まることなくニノに深く口づけた。
「ん・・・」
ニノも大した抵抗も見せずにそれを受け入れる。
ちゅっと音を立てて唇を離すと、おれの肩にこてんと頭を預けた。
「エロいこと。」
「・・・バカ。」
「外、出る?」
「ん・・・」
こんなあからさまな誘いに乗ってくるんだから、ニノもおれとゆっくりできる時間が取れなくて相当モヤモヤしてるんだろうな。
どっか開いてる楽屋あるかなって思って、ニノの指におれの指を絡めた時。
頭の中に渦を巻くように、色んな場面が繰り広げられた。
不思議なドア。鍵の開いた部屋。赤い部屋。脱出ゲーム。数と形。水槽の中の魚。水と電流。家電製品・・・。
「ぅあぁっ!」
おれは思わず大声を出して尻もちをついてしまった。
開けっ放しだった楽屋のドアを廊下側から覗き込んでいるのか、「どしたー?」と松潤の声がする。
「ごっ、ごめん、何でもなーい。」
それに答えたのはニノだった。松潤はそれに納得してまた誰かと話を再開したようだ。
振り仰いでニノの顔を見ると、両目は大きく見開かれていて額には珍しく大粒の汗が浮き出ていた。きっとニノも今ので思い出したんだ。
ニノは繋いだままだった手を引っ張っておれを立たせながら、それでも恐る恐る
「・・・思い出した・・・?」
と聞いた。
「お、思い出した。全部・・・おれたち、戻って来た・・・んだよな?」
「そう。だって、あの後・・・」

あの後。
鍋に放り込んだ氷の塊が解けてみると、中から銀色の鍵が出てきた。
それは探しに探した不思議な赤いドアの鍵で、鍵穴に差し込んだ途端にそこから眩しい光が差し込んで来て・・・
気が付いたら楽屋のドアを開けているところだった。
「夢とかじゃ、ないよね・・・」
「二人一緒に?同じ夢見た?」
「じゃああれは一体・・・」
もっとよく思い出そうとした時、翔くんと相葉ちゃんがシャワーから戻って来てもうこの話はできなくなった。
だって、説明しようとすればなんでそんな所へ行ったのかってことから説明しなくちゃならなくなる。
でもそれは、現時点ではまだ起こっていない出来事で・・・。
「今日、早く帰ろ。」
ニノも同じ考えなのか、こそっと耳打ちしておれから離れた。

***

バスタブに並々と張られたお湯が気持ちいい。
ずっと風呂に入ってさっぱりしたかった。
あの後、二本目の収録はいつもよりも少しだけ巻いて終わったから、おれはニノの部屋に来ている。
あの部屋のことを思い出してから、そのつもりだった。ニノもそうだったみたい。「部屋のドアを開けるのが怖い」ってもっともらしい理由をつけて誘ってくれた。
いつも通りに鍵を開けて入ったニノの部屋もいつも通りだったし、ドアノブが消えてなくなることももうなかった。
あの部屋は一体なんだったんだろうって晩飯を食いながら話をしたけど、結論なんて出るはずもなかった。

「あの倉庫には、もう二度と行かないようにしよ。またあんなことがあったらヤだもん。」
「そうですね・・・。毎回同じ仕掛けが同じところにあるならまだしも、中には同じ部屋でも扉を開けるごとにシャッフルされる、って設定もあるからね。」
「怖いこと言うなよ・・・。」
バスタブの中で悠々と脚を伸ばして、おれにもたれかかっているニノの顔を覗きこむ。
「ほんとにあるんだって。ゲームの中にはね。」
「もういいよ、脱出ゲームはもうこりごりだ。」
「ふふっ」

いつものオフの日みたいな状況に安心したのか、ニノは両腕を伸ばしておれの頭を引き寄せながら首を傾け、キスをねだる。
「ん・・・」
鼻から抜ける甘えた声が浴室に響いて、おれの腰にも届いた。
口づけしながらニノは身体を器用に反転し、おれの太腿をまたいで正面から抱き付いて深く舌を絡ませてくる。
「ふっ、ぅん」
そしてお湯の浮力を利用して腰を上下に揺らし、お互い硬度を増しつつあるそこを擦り合わせる。
夢か現実か今でも分からなくなるような不思議な一日だったけど、こうして帰ってきて、また二人で抱き合うことができてよかった。
ちょっとの歯車が狂っていたら、今ここでこうしてはいなかったかも知れないんだもんな。

「あれ、でも・・・今日おれたち、あの倉庫ではエッチしてないことになるよね・・・」
「ふふっ・・・バカ・・・」
ふと唇が離れた時に頭に浮かんだ疑問を口にすると、ニノは、溺れそうに甘い笑顔で言った。

「だから・・・今から・・・しよ?」


――――――――――――――――――――――――――――――

  


よかったらこちらも覗いてみて下さい

素敵なサイト様がたくさん お気に入りの小説が見つかるかも


↓↓↓お気に召しましたらポチッと押して頂きますと、大変嬉しいです♪
関連記事
スポンサーサイト

2015.08.21 Fri l 大宮 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://futariainovels.blog5.fc2.com/tb.php/346-6e60c2da
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。