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いらっしゃいませ、こんばんはm(__)m
本日も当サイトへお越しいただき((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥ
週のアタマの月曜日、いかがお過ごしですか?
私事で言えば、本日は一時間遅れ出勤でして、当然退勤も
一時間遅れ。
疲れちゃいました(;´Д`)
なので本日は、わたしと同じように疲れちゃった皆様に
大宮の更新をお届けいたします。

ごめんなさい。こじつけもいいとこです(;´・ω・)
気象系大宮が腐ってて18禁です。
大丈夫な方のみ、お進み下さい。
大丈夫でない方には、お勧めしません。

それでは、.+゜ヽ(o`・∀・´)ノ.+゜ドウゾ!!
前話はこちら→「1.不思議なドア(R18)」



◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆
Side O



おれは今、ニノと二人でとあるテレビ局の片隅にある、今は誰にも使われていない倉庫の中にいる。
収録の合間だってのになんでそんなとこにいるかっていうと、まぁ、アレだ。
急にニノとエッチしたくなっちゃったからだ。
だって、ここんとこニノ立て続けにドラマや映画の仕事が入って忙しくなっちゃって、プライベートでなかなかゆっくり会えないんだもん。
朝は早いし夜は遅いから、ニノの部屋に行くことは遠慮してる。だって部屋で会ったら絶対したくなっちゃうし。それが分かっているからか、ニノもおれんちには来ない。
だからずっと我慢してて、バラエティ番組の収録のために着替えをしているニノの華奢な後ろ姿を見たら、それだけでなんていうかこう、我慢できなくなっちゃった。
それで、この倉庫に連れて来られた。ジュニアの頃よく秘密基地にしてたって。
収録っていうのはとにかく待ち時間ばっかり長くって、一日ゲームしてても誰も入って来たことなかったし、だから誰にも教えたことなかったって。

コトが済んで、早く楽屋に戻ろうって出口に向かっていた時、ニノが急に左手の奥にある赤いドアのことを気にしだした。
時間が差し迫ってる中、開けてみたくて仕方がないらしい。
そんなに気にするなんて珍しいな、と思って、開けてみるくらいならっておれも頷いた。
ドアの目の前に立って、ニノは天井を見上げたり後ろを振り返ったりしている。
あっちでドアを見つけた時、光の中に浮かび上がっているように見えたんだって。だから照明を探してたって言ったけど、誰も使ってない倉庫だろ?今もそうなんだろ?そんなことするわけないじゃん。
「ほら、早く。どうせ開かないよ。」
ひねるタイプじゃなくて、押し下げるタイプのノブだ。ことさら古い訳でもなさそう。
しまう道具が増えて、部屋を増やしたんじゃないの?と思ったけど。
「建て増ししたわけでもあるまいし、わざわざドアくっつけないでしょうよ。」
と言い返された。それもそうだ。

ニノは、やけに神妙にそのノブを掴んだ。一体どうしたっていうんだろう。
それで引くか押すかしてみろって。鍵がかかっててガツンッてなって『やっぱり閉まってたね』で終わるって。
じれったくなっておれも後ろから手を伸ばし、ニノの手の上から包むように一緒にノブを握ってみた。そのままちょっと力を入れてノブを押し下げる。
なんとなく手前に引いてみると、そのドアは音もせずにゆっくりと開いた。

「開いた・・・」

おれもニノも、どうせ開きっこないって思っていたのに、すんなりと開いたもんだから驚きは隠せなかった。
だって、開いたら中が気になっちゃうじゃんか。
「開いたね。」
「うん・・・。」
開いたドアの前で立ち尽くして、思わず二人顔を見合わせた。
どうする?なんて様子を伺っている場合じゃないのは分かりきっているのに、また後で見に来ようよっていう一言が口から出てこない。
そうこうするうちにニノは一歩を踏み出して、ドアの向こうの部屋の中を覗いてる。

「ちょ、ニノ!」
「分かってる。見るだけ。中がどうなってるか・・・それだけ・・・」
ニノはおれの制止を無視して、最後は半ば独り言のように呟きながら部屋の中に入っていってしまった。
いつもだったらおれが何かに夢中になって、それをニノが『もー、大野さんは・・・』って言いながら付き合ってくれるのに、今はそれがまるっきり逆になってる。
ニノがゲームと音楽以外の物にこんなに興味をそそられるなんて珍しいから、なんだかおれも気になってきてニノの後に続いてその部屋に入った。

部屋の中は、まるで誰かの部屋みたいだった。
1LDKの、寝室の方ってカンジ。
左手奥にスチールラックが銀色に光っているのがまず目に入った。下の段にコンポのセット。その上の段にはテレビとDVDデッキ。さらに上の段には水槽が置いてあって中で熱帯魚が何匹か泳いでいる。
その手前に、紺色のカバーが掛かったシングルベッドが置いてある。
開いた赤いドアのちょうど正面には同じ形の白い室内ドアがあって、その右側にサイドボード。右手の壁には窓があるのかモスグリーンのカーテンがかかっている。窓の下には同じローチェストが二つ並んでいる。
赤いドアの並びの右側には、本棚があって本がぎっしり詰まっている。

「誰かの・・・部屋?」
「・・・誰の?」
そもそもここは、テレビ局の倉庫だ。こんなところに、まるで誰かが住んでいるみたいな部屋があるなんておかしいよ。
もし元からあった部屋なんだったら、ニノが知らないわけがない。
それに、さっきから感じて仕方がない違和感。
その正体に今更ながら気が付いた。

この部屋、真っ赤なんだ。

ドアの赤は、見る角度によって色味の変わる、表現しがたい不思議な赤い色だけれど、この壁紙は違う。
壁だけじゃない。床も、天井も、鮮やかな赤一色。絵具で言ったらカーディナル・レッド。いや、こっちの方が分かりやすいか・・・?
真紅。

部屋全体が鮮やかな色なのに、そこに銀だの紺だのモスグリーンだの、色味が溢れすぎていてすごく落ち着かない。
何て言ったらいいのか、胸騒ぎがするというか、音で言ったら不協和音てカンジ。

「ねぇ、ニノ。もう行こうよ。気味が悪い。」
もしかしたらセットかも知れないけど、それだってただのセットって訳じゃないような気がして、後ろからニノの肩を掴んだ。
「ん・・・」
ニノはさっきから部屋の中を見るでもなく見回すでもなく、ただ茫然として突っ立っているだけで、おれの呼びかけにも生返事だ。
無理矢理引っ張ってこの部屋から連れ出そう。
なんか、ヘンだ。この部屋も。ニノも。
このままここにいちゃいけない気がする。

何かに急かされるようにニノの手首を掴んだ時、おれの背後で音がした。
パタン。カチャッ。
・・・ウソだろ?

その音がまるでスイッチのように、ニノが身体をぴくんと震わせ振り返った。
「大野さん?」
「ニノ、大丈夫?」
「オレ・・・は、平気。なんかぼーっとしてた。」
「うん。そんなカンジだった。」
「ところで大野さん、ドアの鍵閉めたの・・・?」

閉めないよ。閉めるわけないじゃん。
おれも恐る恐るドアを振り返ってノブを下げる。
さっきそうだったら良かったのに、今度こそ押しても引いても、ガツンってなって開かなかった。


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2015.06.22 Mon l 大宮 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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