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当サイトへお越しの皆様、こんばんはm(__)m
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大宮最終話です。

気象系大宮が腐ってて18禁、ですので、そういうのご存じでない方や
ご存知でもお得意ではない方には、ご入室をお勧めいたしません。
知ってる!大丈夫!という方のみお進みくださいますよう
よろしくお願い申し上げますm(__)m
前回のお話はこちら→夢のつづき 7
大宮の他のお話はこちら→気象系


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Side O



日本にいる時から、そう思ってた。
それが、こうしてみんなで15年ぶりにハワイに来て、日本からのお客さんも現地のお客さんも交えてコンサートやって、番組の収録で結成当時考えてたこととか普段話さないこと、今までに話したこともないこと、色々話して、どんどんその思いが強くなってくのを感じた。

おれ、いつまでも嵐でいたいって。
嵐のみんなとずっといたい。

和也と、いつまでも一緒にいたいって。

そう思ってた。

さっきベランダでもずっとそのこと考えて、今日の夜、生放送の歌番組で使う教会とかに二人きりで行って、何かちょっと、誓うじゃないけどそんなようなことできねぇかなとか。
でも、現実問題そんなところをもしも誰かに見られたり知られたりしたら、ダメだし。
それ以前にニノはそういうの照れて嫌がって、付き合ってくんないだろうなとか考えて。

だけどせっかく、ハワイにいるから。
日本に帰る前に何か形にはできなくても、言葉にして安心させてやりたいなって思ってた。

なかなか素直になれないくせに、目で、表情で、態度で。
身体全部でおれを求めるニノが可愛くてどうしようもなくて。

ベッドの中で抱き合って、なんて。別にここじゃなくても日本に帰ってからでもいいようなシチュエーションで、思わず言ってしまった。

ニノは、信じられない、とでも言いたげに両手で口を覆って目を見開いておれを見ている。
そんなに驚かすようなこと、おれ言ったかな・・・。

「カズ?」
答えに焦れて促すように顔を覗き込むと、ニノは一度両手で顔をぺろっと擦ってから寝返りを打っておれに背を向けた。

「あのさ・・・」
その背中はおれと一緒で猫背で、だからこうして後ろからぎゅっと抱くと、おれの胸からお腹のラインとぴったり合わさる。
まるでパズルの隣同士のピースみたいに。

「ん、なに?」
「おーのさん、10周年の前にも辞めたいって思ってたって言ったじゃないですか。」

ニノから返って来た言葉は、おれの問いかけへの直接の答えじゃなかった。
でもひねくれ者のニノのことだから、その中に答えを散りばめるつもりなのかも知れない。

「うん。」
「その時さ・・・なんでわたしに相談してくれなかったんですか?」

嵐結成後におれが辞めたいって思ってた頃。
他のみんなが一生懸命、目の前の仕事に向かって全力で取り組んできた結果が出始めて、ライブが増えたり海外へ行ったりメディアへの露出も増えてきた。
だんだんと、今現在へ向けての歯車が噛み合い始めてきた頃、おれはそのまま波に乗っかり続けるのが怖くなってしまった。
このままだと本当に手遅れになる。今ならまだ間に合うんじゃないか・・・
そんなことを考えて、何にも縛られない自由が欲しくて、今度こそ本気で逃げてやろうって、思ってた時期があった。

だけど。
「お前に相談したら、『一緒に逃げよう』って言っただろ?」
その頃にはもうおれとニノは、そう予感させるところまで、来てた。

「それじゃ、二人ともダメんなる。残された三人だって、どうなるか分かんない。そんな状態で自分だけのワガママで、もう投げ出すわけにはいかないとこまで嵐は来ちゃってた。だからお前には言えなかったんだよ。」
「わたしには、って、他の誰かには相談したことあったんですか?」
「ううん。誰にも言ってない。あの収録ん時初めて言ったんだよ。他の3人に言ったら絶対止められてただろうし、止められればおれ、意地になっちゃうかも知れないって思ったから。」
「・・・あなた、頑固じじいですもんね。」
「んふふ、じじいって言うな。」

ニノの言い草につい笑っちゃったけど、会話の合間にニノが鼻を啜ったような気がしたから、彼の身体を仰向けにころんと転がして、顔を覗き込んだ。

ビックリした。ニノが泣いてる。
眉根を寄せて、目も鼻も赤くして、いつも口角がきゅっと上がってる唇は、への字になってる。

「カズ・・・泣くなよ・・・」
「あんたが泣かしたんでしょーが!」
ぺちんと力なくおれの肩を叩きながら、それでもぼろぼろっと零れ落ちる涙。
「なんで?泣かすようなこと言った?おれ。」
「・・・言ったよ・・・。」
向き合うように寝返りを打ちおれの胸に顔を埋めて、ぐずぐずと鼻を啜る。
「さっき起きる前まで見てた夢と、同じこと言うんだもん。びっくりしたし・・・オレのことちゃんと、分かって・・・」

最後まで言わずに、ニノは口を噤んだ。
・・・バカだな。
「バカだな、カズは。何年一緒にいると思ってるんだよ。分かってない時の方が多いと思うけど、ちゃんと分かってるよ、おれ。頼りにならないから相談しなかったんじゃないから。」
ニノは、それが寂しかったんだ。
だから、一緒にいたいんだよ。

こうして抱き合っていれば、二人の体温も心拍数も、一つに溶け合うから。

「ね、おれとずっと一緒にいてくれる?」
柔らかい髪を優しく撫でながら顔を見ようとすると、それを拒むようになお胸に強く額を押し付けて、それでもニノは小さく頷いた。
こっちに来てから毎日泣いてばっかりだったおれの目からは、もう涙は零れない。

「初めて泣いたね、カズ。」



あの日乗り込んだ船は、おれたちをここまで運んできた。
どこに行くかも分からなくて、どうすればいいかも分からなくて。それでも誰も降りることも落ちることもなく、ここまで来れた。

これからは、自分たちで舵を切って、見たい景色を見に行こう。

いつまでも、どこまで行っても。どこにいても。
二人でね。そして五人で。

夢の続きを見よう。



Fin
――――――――――――――――――――――――――――――

 


この話を思いついたきっかけは、日本に帰ってきてから収録された
彼らの番組を見ていた時に、ニノちゃんの表情がやけに柔らかくなったな
と思ったことからでした。

大宮の色眼鏡で見ているせいもあるでしょうが(笑)リーダーに対して
今まで以上に素直に、オープンに甘えているなって。
もしかしたら、今はデレ期なだけかもしれないですけど(;´・ω・)

とにかく、ハワイ前と後とではニノちゃんの発する雰囲気が違うように感じて
「こりゃあ、ハワイで何かあったな」と思った次第でございます。
加えて、TVガイドでの「長年連れ添った夫婦」発言。
ニノちゃんは、「みたいなもん」とぼかしてたけど、もういっそのこと
結婚しちゃえばいいのに、と思って、プロポーズさせました。

そろそろカミングアウトしたって、誰も驚きゃしないのに・・・(笑)

ところで、彼らのハワイでのスケジュールを詳しく把握してないので
矛盾点があるとは思いますが、ご容赦くださいませm(__)m


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2015.03.12 Thu l 大宮 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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