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16日から4夜連続『ST』から百合赤でお送りしておりますm(__)m

昨日で『ST』のドラマは最終回を迎えてしまいました
・゜・(PД`q。)・゜・ウワーン

中の人たちは映画の撮影も終わり、次のお仕事を始められているようです。
置いて行かないでぇ~~~!!(笑)
映画は絶対映画館に観に行きます!なのでシーズン2か年1でSP希望!!
踊るシリーズみたいに!!
さらに言えば、映画公開のころにSTメンバーでVS出演からのしやがれに赤城さん出演希望!!

(笑)

それにしても・・・今思えばわたくし、岡田くんの作品を初めて観ました。
『ST』はキャラが立ちすぎちゃってるからちょっと特殊かもしれないですが
癖がなくてスッと見られる演技というか、あまり岡田くんの演技が苦手
っていう人は多くないだろうなと思えるくらい、綺麗に役に染まりそう。

『ST』しか見てないからアレですけど・・・(笑)

機会があったら中の人たちの作品を観てみたいです♫

それでは、半ナマですがご理解いただける方は
続きから.+゜ヽ(o`・∀・´)ノ.+゜ドウゾ!!
第一話はこちら→「Thereafter 1-1」





◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆





「それじゃあ、また明日迎えに来ますね。」

ほんの十数分の道行き。
何かまだ伝えたいことがたくさん残っているような気がするけれど、それらが形を成し言葉となって口から出てくる前に俺の部屋に着いてしまった。

「・・・事件は・・・」
「赤城さんの大好きな事件の謎解きは終わっちゃいましたけど、報告書を作成するという仕事がまだ残っています。専門知識は僕にはないので、赤城さんが必要です。一緒に出勤して下さいね。」

キャップはいつも、俺が何か言おうとするとその続きを知っていて、引き継いですべて言葉にしてしまう。
「・・・分かった。」
だから俺は、ただ頷くだけで良かった。

「じゃあ、お休みなさい。」
「ああ。」

普段なら、俺が部屋に入って扉の全てのカギを掛ける音を聞き届けてからキャップが家路に就く。
だけど今日は、なぜかそれをするのが躊躇われた。頷いたままで俯いて、キャップが何か言うのを待っている自分がいる。
いつまでもカギを開けようとしない俺を不思議に思ったのか、俺の顔を覗き込むのが気配で分かった。
今俺は、どんな顔をしているんだろう。

「ああ、もう。そんな顔しないで下さいよ。心配で帰れなくなります。」

どうしてキャップには、俺の考えていることが分かってしまうんだろう。

「そんな顔?どんな顔だ。」
驚いてキャップの顔を見上げると、彼は目と眉の尻を下げ困ったような泣き出したいような表情をして俺を見ていた。

「泣きそうですよ。表情から感情が読み取れなくても分かります。そんな顔させたかった訳じゃないんです。」
そう言って、キャップは俺をふわりと抱きしめた。

お前の方こそ泣きそうだ。
そんなことを思いながら、俺はそれを甘んじてされるがままにした。

温かい。
ガッキーくんの中にいても暖かさは感じたけれど、それは彼の内側に籠る自分の体温だ。
人の温もりが服を隔ててもこれほど確かに感じられるとは。

「キャップは・・・温かいな。」
キャップとは身長は数センチしか変わらない。だから顎から上は彼の肩に預けている。
だけどそれでも何かこう、全身をすっぽりと覆われているような、まるでガッキーくんの中にいるような、そんな安心感を覚える。

「当たり前です。赤城さんだってあったかいですよ。それは赤城さんも、血の通った人間だからです。」
キャップが喋るとそれが直に俺の胸に響いてくる。
言葉以上の何かが、俺の胸に響いてくる。

「こうしていてキャップがガッキーくんと違うところは、考えたり喋ったり動いたりするところだな。」
ガッキーくんは何も考えない。俺が喋る言葉がガッキーくんの喋る言葉であり、俺が中で動かなければガッキーくんも動かない。
そんな当たり前のことに気づかせてくれるキャップは凄い。

「大丈夫だ。心配ない。明日も待っている。」
そう言うと、優しく俺を引き離してキャップはまた顔を覗き込んだ。

「・・・はい。分かりました。」
さっきまでの表情ではない俺に安心したのか、キャップはほっと張り詰めていた息を吐き出してその大きな唇の口角を上げて微笑んで俺を見つめた。
それを受けて俺もようやく部屋のカギを開ける。
キャップの顔を見るのが何故か躊躇われたけれど、内側の扉を閉めるときにチラッと見てみると、上弦の新月のような目をして俺を見ていた。

俺もそれにふっと笑みが零れて、それでようやく扉を閉めた。

部屋に入るとすぐに目につく、ソファの半分以上を占めていた相棒の姿はどこにもない。
当然だ。ついさっき別れを告げて、三枝さんの店に置いてきた。

それでも俺は、いつもの癖でソファに横たわって彼に話しかける。

なあ、ガッキー。これで良かったんだよな?
お前は俺の相棒だった。分身と言ってもいい。一番辛く苦しかった時期を支えてくれたお前を手放すことは、それこそこの身を切られるように痛い。
それでも俺が、何をどう考えてお前を手放すに至ったのか、理由を知ったらきっとキャップはまた自分のことのように喜んでくれるよな?


   20140723Yb46YsGk.jpg


ガッキーくんを手放すに至った理由。
それはまだ、自分の口からはキャップに打ち明けることはできそうにない。

廃棄置場に置き去りにされていたお前に勝手に己を投影して、お前も俺と同じだなんて決めつけてこうなることが俺たちの運命だったなんて。
そんな自分ではどうしようもできないことを言い訳にするのはもうやめたい。

だけれどキャップが、変わらず俺の隣にいてくれるというのなら。
あの日彼がこじ開けた俺の心の檻みたいに。

一つ一つカギを開けていつか胸を張って言えるのじゃないかと今は思っている。

それでも今夜は、あの大きくてカラフルな存在がこの部屋にいないのが寂しいから。
彼みたいに柔らかく、温かく包んでもらった温もりを思い出して抱きしめて、眠ろう。




END
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2014.09.18 Thu l ST l コメント (0) トラックバック (0) l top

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