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ただいまどハマりなうの『ST』から、百合赤です。
明日最終回なんですけど~ぉ・・・((○(´Д`)○))ヤダヤダ
「Thereafter」つまり「その後」という意味のタイトルで
各話の後日譚を上げていきたいと思います♪

とりあえず来年年明けに映画化もあるので、過去の遺物には
ならないだろうという計算。

ドラマにでてくる「ガッキーくん」のつぶやきでは否定していたけれど
来年シーズン2スタートという報せに、儚くも踊らされてみようと
思います❕❕

まずは手始めに、と言いたいところですが、こちらでもすでに
「居場所」は上げてしまっているので(;´・ω・)
居場所の立ち位置が危ういんですが( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
ブログサイトとPixivのいいところとあと一歩なところが
浮彫です(笑)
ちなみに、「土方雅楽」で今のところ百合赤小説のみ投稿してますので
よかったら遊びに行ってやってくださいm(__)m

上げてる内容は、同じです。

STの百合赤に関しては、しばらくは18禁ではないです。
ですが半ナマですので、苦手な方はご注意くださいm(__)m

今日から4日間上げさせて頂きま~す☆⌒v⌒v⌒ヾ((`・∀・´)ノ ヒャッホーィ♪

◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆





『殺人未遂の内1件は赤城さんのせいです。人殺しの機会を与えた。そういう自覚はないんですか。』
鏡の中から俺を睨み返す瞳が、彼のそれと重なった。

『だから赤城さんはダメなんですよ。』
彼は、いつだって真剣だ。知り合ってから今日まで、いつだって俺と真正面から向き合おうとする。

『科学も法医学もいいですがその前に人の気持ちをわかろうとしなきゃ。』
人の心が分からないモンスター。
分からないから誰にも見せない。だから誰の手にも負えない。誰も使いこなせずただ飼い殺すだけの科学特捜班。

『いつか怪物になりますよ。なってからじゃ遅いんです。』
誰からも背を向けられ蔑むような視線を浴びせかけられてきた俺の、肩を掴み自分と対峙させ、瞳を覗き込んで分からせようとする。

そんな彼に叩かれた頬が、ぼんやりと彼の手の形に赤みを帯びている。

そっと自分の手をそこに重ねると、口の中がピリッと痛むのを感じた。
叩かれたとき、歯が当たって切れたらしい。

『慰謝料は後で請求する。』
そんな捨て台詞を吐いて彼らの責めるような眼差しから逃げてきてしまったことを少しだけ後悔した。

『上司らしい上から目線だ』とは、本心から思っていたわけじゃなかった。

他人の嘘や感情なら目線や仕草、表情筋から手に取るように分かるのに、それを司る心が分からない。
自分のことならなおさら分からない。
分からないから考えたことがないし、自分の言動によって他人がどう思うかなんて、以前は想像してみたこともなかった。

いつもSTのことを、俺のことを、自分のことよりも真剣に考えているあの真っ直ぐな男は、俺にあんな風に言われてどう思っただろう。
やっぱりこの男は何を言ってもダメなんだとか、松戸理事官に諭されてSTを、俺を見限ってキャリアの道に戻ろうとか、思っただろうか。

・・・・・・
それならそれで構わない。俺は一匹狼だ。いつだって一人でやって来た。これからだって一人でやっていける。

と、以前なら即答できる問いに、俺の心は間を空ける。



本当は俺は、何て言いたかったんだろう。
俺は彼に、何て言い返したかったんだろう。



洗面所を出ると、いつもソファの半分以上を占めてその存在感を主張している着ぐるみ人形のガッキーくんが目に入った。
幼馴染みの工房の裏手で、廃棄処分が決定した作品たちの中に彼はいた。
雨ざらしになって薄汚れていて、それでも彼は自信ありげに笑っていた。

彼はもう、必要とされていないのに。捨てられるのに。それでも笑っていた。

なんだかそれが自分の姿と重なって見えて、幼馴染みに頼み込んで譲ってもらった。
自分の名字をもじって名付けた。

大事な相棒で、俺の心の拠り所だ。

俺は帰宅するとソファに座ってガッキーくんに身を預け、声に出さずに話しかけるのが常だった。
だから今日もそうした。

赤城&ガッキー


事件が解決したこと。そのために早朝から走り回ったこと。八神秋子を人殺しにしてしまう所だったこと。それでキャップに叩かれたこと・・・。

なぁ、ガッキー。俺は間違っていたのか?
被害者のことも、被疑者の動機も、全て完璧に見抜いたじゃないか。そしてそれは正しかったじゃないか。
それでも俺が、間違っていたというのか?キャップ。

はっとして俺は思わずガッキーくんを見上げた。

ガッキーくん以外の誰かにこうして胸の内で話しかけたことなんて今までなかった。
それなのに突然キャップの名前が出てきて、自分のことながら驚いた。

それでも彼は相変わらず前を向いて微動だにせず笑っている。

・・・そうか。俺が何を考えていてもどんな気持ちでいても何に対して傷ついても誰のことを考えていても、ガッキーくんには関係ないんだ。
ただここに、存在しているだけの、人形にすぎないんだ。

そんな当たり前のことに今更ながら気が付いてしまった。

キャップなら、何て言うだろう。
俺の肩を掴んで、正面を向かせて、瞳を覗き込んで、その息が触れるくらい近い場所から、俺の心に届くようにと、熱く心を滾らせて、何て言うだろう。

人に想いを伝えることは難しい。100パーセント思った通りには伝わらないからだ。
それで誤解したりすれ違ったり、軋轢を生じたりする。

だから俺は、言葉は苦手だ。
その俺に、めげることも折れることもしないで言葉を尽くして心を伝え続けてくれるのは、キャップしかいなかった。
彼が何て言うかは今の俺には想像もつかないけれど、尋ねたならきっと、俺の心に届くまで真っ直ぐな瞳で真っ直ぐな想いで、俺と向き合ってくれるのだろう。

自分から、彼の手を離したらダメだ。

そう言って、俺の心が震えた気がした。


――――――――――――――――――――――――――――――

  


細かい説明とかは、あえて省いちゃってます。
もしも少しでも、赤城さんやキャップのことが気になったなら
ぜひとも動画を見て頂きたい!
そして二人の腐敗っぷりにやられてわたしに共感していただきたい!!


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2014.09.16 Tue l ST l コメント (0) トラックバック (0) l top

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